21:00- Marcus Miller@ビルボードライブ大阪

Marcus Mille Tutu Revisited - The Music of Miles Davis featuring Christian Scott

大阪千秋楽セカンドに行ってきました。自由席でチャージは10500円。

3/27の9nineワンマン@原宿アストロホールで開演前のBGMで流れてたのがこの人の曲です。

マーカスのライブを観るのは4年ぶり9回目かな。

マーカス・ミラー/Marcus Miller(bass)
クリスチャン・スコット/Christian Scott(trumpet)
フェデリコ・ゴンザレス・ペナ/Federico Gonzalez Pena(keyboards)
ロナルド・ブルーナー/Ronald Bruner(drums)
アレックス・ハン/Alex Han(saxophone) 
  1. TOMAAS
  2. BACKYARD RITUAL
  3. SPLATCH
  4. HANNIBAL
  5. JEAN PIERRE
  6. WHEN I FALL IN LOVE
  7. TUTU
  8. FULL NELSON (アンコール)
  9. IN A SENTIMENTAL MOOD(二度目のアンコール)

M6、M9でマーカスはバスクラリネットをプレイ。M9はマーカスとフェデリコのデュオ。アンコールでマーカスは客席に「fast or slow?」と問いかけ、手を挙げさせfastの方が希望が多かったためFULL NELSON になった。

今回のライブはマイルスデイビス関連の曲が大部分を占めてました。5はマイルスバンド時代のレパートリー、1、2、3、7がマイルスのアルバムTUTUの曲、4もマイルスに提供した曲ですね。TUTUの中でも2はジョージ・デューク作の曲で、マーカスはあまり関わってないと思うので意外な選曲でした。

バンドメンバーはこれまでと一新されており、無名の新人っぽかったです(特にトランペットとサックス)。マーカスはミュージシャンとしてよりバンドリーダーとして優秀な人だと思ってて、今回も「ライブという場で若いミュージシャンに公開稽古をつける」みたいな場面が多く見られました。これはきっとマイルスから学んだ芸風ですよね。

ただやはり、今回のライブは、マイルスとの関連で見て初めて楽しめるもので、純粋なマーカスファンには見所が少なかったかな。たまにはこういうお祭り騒ぎみたいなライブもいいとは思いますが(前に来た時のスタンリークラーク・マーカス・ビクターウッティンのライブはお祭り騒ぎの典型だと思います)、私としてはマーカスのオリジナル中心の普段のマーカスバンドが一番見たいんですよね。